【標茶】町内の住友建設（住友悟社長）は2021年12月29日、牛乳の消費推進に役立ててもらうため、町に100万円を寄付した。現金の寄付に加え、標茶産生乳が原料の「しべちゃ牛乳」1リットルパック1500本を標茶町農協から購入し、消費拡大を後押しする。
同社は農業関連施設の工事も手掛けているため、基幹産業の酪農を支援しようと、寄付を申し出た。この日は町役場で贈呈式が行われ、住友社長から佐藤吉彦町長と同農協の鈴木重充組合長に目録が手渡された。佐藤町長は「タイムリーな支援で大変ありがたい。大切に使わせてもらいたい」、鈴木組合長は「生産者にとってはとても心強い」とお礼を述べた。
寄付金はイベントでの無料配布などに活用され、購入した牛乳は社員や協力会社、福祉施設などに配布する。（戸田英吾）